極楽寺だより 93
毎日暑く湿度の高い日が続いています。
早朝、庭のバラに露がついていました。
ちょうどテレビで見たところでしたが、これは、
植物が余分な水分を外に出したさまなのだそうです。
身近で見られるとは驚きました。
神秘的な感じですね。

毎日暑く湿度の高い日が続いています。
早朝、庭のバラに露がついていました。
ちょうどテレビで見たところでしたが、これは、
植物が余分な水分を外に出したさまなのだそうです。
身近で見られるとは驚きました。
神秘的な感じですね。

皆さんよくご存じの「南天」。
赤い実のなる木ですが、実の前にこんな花が咲きます。
淡い色がついて、何ともやさしげな花ですね。

境内の夏の庭になんとも涼やかな印象の
ナツツバキ。娑羅の木という別名から
でしょうか、この木はよく仏教で聖樹とされる、
沙羅双樹と混同されますが、別の木です。
当寺の木は、まだ若いのですが、老木は
木肌も美しいです。

このアジサイは、花の形がミッキーに似ているので、
そういう名前がついています。
アジサイもいろいろに進化しますねー。

7月となりました。今年も半分過ぎたということになります。
季節の花としてまだまだ美しいガクアジサイです。
こちらがもともとのアジサイの姿なのですよね。
古の和歌には、なぜかアジサイは枯れた風情が
美しいとされて題材に出てきます。

昨夜からの雨は、木々には恵みの雨だったように
思います。境内のアジサイも息を吹き返したように
いきいきとしています。同じ株でも、微妙に
花の色が違います。

6月も最終週なのですが、梅雨入りもまだ。
水不足など、夏への影響が心配です。
これは、モミジバイチゴという、木イチゴの
系統の木です。春には可憐な白い花を咲かせて
いましたが、実をつけました。食用になります。
大変繁殖旺盛な木で、どんどん増えます。


境内に花がこんなにあるとは・・
写真で綴っていますと感じます。
話題の一つになって、来ていただいた
お客様とも楽しいひと時が過ごせます。
この花は、ハクチョウゲという小さい花です。
濃い緑の葉とのコントラストがきれいです。

この花は大山蓮華といいます。
うつむいて咲く白い花と美しいおしべの赤、葉の色の
やわらかい緑が何とも楚々としていて、
茶花にもよくつかわれます。
大木になるようですが、当寺の木はまだ小さいので、
目の前で花が見られました。

これは、ライラック色のバラです。
淡い紫でしょうか。ライラック色という
言葉の響きも美しいですね。
