極楽寺だより 73
アヤメ科の植物をもう一つ。シャガです。
京都の親戚の寺で見た、山の斜面一面にシャガが
咲いていた風景は、雨の季節と相まって
それは素晴らしいものでした。少し湿った所が
いいのかもしれません。当山は南向きのところが多く、
なかなか適地を見つけてあげれていません。

アヤメ科の植物をもう一つ。シャガです。
京都の親戚の寺で見た、山の斜面一面にシャガが
咲いていた風景は、雨の季節と相まって
それは素晴らしいものでした。少し湿った所が
いいのかもしれません。当山は南向きのところが多く、
なかなか適地を見つけてあげれていません。

この時期のイメージの花として、アヤメがあります。
当寺では土との相性か増えないのですが、
このイチハツは庭に彩りを添えてくれます。

境内にある花材になる木をもう一つ。サンゴミズキといいます。
枝が赤いので、その名がついたようですね。冬になると赤さが
目立ちます。そのようなところから、冬の花材として出回ります。
葉がない時期に花材となるので、植えてみて花がわかりました。

華道で花材として使用する花木も、境内には
植えてあります。これもその一つで、「キンパ
コデマリ」といいます。新芽からの葉が、緑ではなく、
黄色がかっているので、金葉こでまりという名前に
なったそうです。

境内の木の下に見つけました。
アオキでしょうか。
鳥が運んできたものかと思います。
うれしい一芽に会いました。

この季節は、白い花が多いように思います。
この花は、バイカウツギ。枝いっぱいに花をつけます。
清やかです。

五月は、牡丹の花が美しい月でもあります。
境内には、数本ですが、植えてあります。
今年も見事に咲いてくれました。
まさに「花の王」です。

境内のハマナスが咲きました。こうやってみると
ヨーロッパでバラの品種改良に珍重されたことも
うなずける美しさですね。

各花木がどんどんと花をつけ、花が好きなものにとっては
楽しい季節です。
境内の椿も、まだまだ健在。この花の色は珍しいそうです。

5月はバラの季節でもあります。
随分と早くに一輪咲きました。
「ノスタルジィ」という品種です。
赤と白がなんともやわらかい色合いです。
