極楽寺だより 756
このたび、副住職・高橋直暉による写真展 「いのち 〜不語成友 語らず友となる〜」 が開催されます。
副住職は僧侶であると同時に、自然写真家としても活動しており、 「僧侶と写真家は、車の両輪のような関係にある」と申しております。
現代は、お寺もそれぞれに特色を持ち、 多角的な活動が求められる時代です。 副住職の写真家としての歩みも、 寺門興隆の一翼を担う大切な活動の一つです。
副住職の写真活動は、単なる個人的な趣味ではなく、 僧侶としてのまなざしから「いのち」を見つめる修行の一環でもあります。 その視点を写真という形で伝えることは、 現代における布教の新しいかたちでもあります。
寺が時代に応じて多様な表現で教えを伝えていくことは、 歴代住職方が築いてこられた寺門興隆の精神にも通じるものと考えております。
皆様、どうぞご高覧賜りますようお願い申し上げます。

